三部作の一日だった。前場の①売り持越しのJT、後場の②ヤクルト、大引けの③指数連動銘柄。
①は、GUで自棄にならずゴールのないトレード人生と割り切って、丁寧にやった。記憶が風化しないように動画に残したい。
②は、大引けまで引っ張る気概だったが途中で迷いが生じて残念。
③は、気が大きくなってピンポイントの大引け勝負に出た。状況を読み切っていた訳でなく、危なかった。せめて出口を大引け指成にすべきだった。
手に付けた銘柄は多めであったが、あんなこんなで食品株が印象深い。
壱番屋なあ、昨日がむしゃらに喰いつかなった自分に千本ノックしたい。
27日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前日比160円48銭(0.49%)安の3万2538円33銭で終えた。日経平均が4日続けて下げたのは今年初めてで、2022年12月中旬に5日続落して以来の長さ。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ長期化観測を背景に、値がさの成長(グロース)株の一角が売られた。日経平均の下げ幅は一時400円に迫った。一方、押し目買いも入って底堅い展開となった。
前日の米株式市場でハイテク株が売られた流れを引き継いだ。生成AI(人工知能)関連の半導体大手エヌビディアが大幅安となったことを受け、東京市場はアドテストなど関連銘柄への売りが目立った。
日経平均の上昇をけん引してきた海外投資家が前週、11週ぶりに現物と先物の合算で売り越したとあって、海外勢が売りに転じるのではないかとの懸念が強い。今週は月末で四半期末とあって、年金基金などからリバランス(資産の再配分)に伴う売りが出るとみられており、需給悪化を警戒して先物主導で下げる場面があった。
半面、下値では押し目買いが入り、日経平均が下げ渋る場面も目立った。
東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、6.36ポイント(0.28%)安の2253.81で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆4387億円。売買高は12億2720万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1049。値上がりは701、横ばいは84銘柄だった。
ソフトバンクグループが売られた。三菱商、サイバー、住友不が安かった。一方、OLCが大幅高となり、終値で時価総額が10兆円台になった。東エレクが堅調。川崎汽は11%超高で取引を終えた。
壱番屋、年初来高値 客単価向上や新業態店への期待映す
銘柄診断
27日の東京株式市場で、壱番屋が一時前日比6%高の5810円を付け、年初来高値を更新した。前日に発表した2023年3〜5月期の連結決算は、純利益が前年同期比2倍の8億8100万円だった。主力の「カレーハウスCoCo壱番屋」で値上げにより客単価が向上し、投資家の期待感につながった。終値は120円(2%)高の5580円だった。
壱番屋は国内外でカレー店やラーメン店を計1460店展開する。カレーソースなどを値上げする中でも新業態店やキャンペーンで客数を伸ばしているという。いちよし証券の宇田川克己投資情報部課長は「日本式のカレーは海外でも人気が高い。訪日客や海外店舗での販売拡大も期待されている」と指摘する。新型コロナウイルスの「5類」移行で外食需要が回復傾向にあるのも追い風だ。
一方、足元の株価は新型コロナウイルス禍直前の20年1月につけた6130円の約9割の水準だ。auカブコム証券の河合達憲チーフストラテジストは「24年2月期の連結経常利益はコロナ前の8割程度の水準を想定している。業績回復は評価できるが中長期で現在の株価は割高の可能性がある」と指摘する。
「原料価格などの上昇を受け、どこまで値上げを続けられるかが焦点だ」(岡三証券の小川佳紀投資情報部長)との声もある。