スペードの女王          ♠♠♠♠♠♠

コロナ暴落で自暴自棄になり滅茶苦茶な信用取引をしてきました。それを戒めるため、他人の目に触れるブログで記録を付けることとしました。時間をやり繰りして、毎日地味に、時として大胆なトレードをしていきたいです。よろしくお願いします。

雑記 二百三高地ファンド鉄道株を買う

ブログを始める以前、滅茶苦茶な信用取引をしていた。出来高40万株程度の銘柄に3万株の買いポジ持っていたり、出来高10万株程度の銘柄に2万株の売りポジを持っていたりしたこともあった。にっちもさっちもいかなくて、もし強材料が出て逆に動いたら、2年分の利益が吹っ飛ぶ状態で、信用期日を気にしながら4~5か月ぐらい暗い目をして3階建てや2階建てをしていた。前者の買いポジについては、証券会社はなぜ意地悪なレーティングするのかな、いずれ値上げするのは自明なのに自分達だけ儲かればいいのかなと。後者の売りポジについては、2発目の、想定内とはいえサプライズが出た時には会社の窓ガラスを割りに行こうかと素で思った。どちらも出来高が増えた時にポジ解消した。

一度取ったポジションで損をしたくないという心理は、はっきり言ってどうしようもない。損切りすれば暫くはスッキリするが、いやな気分でホールドするにしろ損切りするにしろ、真っ当な状態での判断ではないので、後々地団駄踏むような悔いが残る。一度はポジションを取ったという事実を未練がましく忘れることはできない。

そんな闇歴史を通して学び、想像するようになったことがある。不人気銘柄でもポジション抱えすぎて目を白黒させている者がいるということ。濁った意識で何かを考えながら悶々と日々過ごしているということ。同値撤退を夢見て、見たくもない日々の値動きを追ってしまっているということ。重要なのは、卓に必ずそういう者が座っているはずだという想定。

そこで、鉄道株である。手堅く考えると、19年度株価の0.7~0.8掛けが現実的で居心地の良い株価だと思っている。多分、腰の据わった長期買いは四月上旬に終わっていて、現在の株価はJR東海以外フワフワした個人の買いで支えられていると見ている。4月末の日銀総裁の会見が午後にずれ込んだ際の資金の逃げ足の速さ、直ぐに戻ってきてからの5月下旬の崩れ具合から見て、7月の下落要素としては取り残された中途半端にポジションを残しているスインガーと5月下旬から逆張りして腹パンパンのイケイケ個人の売り。もし、自分が潤沢な資金を有する空売りファンドだったら、日本株がフラフラしてきた日経平均33000円割れを機に、売って売って売りまくる。投げるまで売りまくって7勝3敗で勝ち逃げ狙う。上値余地・下値余地を考慮して、個人が中途半端に買っていそうな私鉄は妙味がある。

ということで、二百三高地ファンドの買い達磨部門は、空売り勢の上前をはねるべく近鉄・南海・名鉄インテンシブに買い入れることとした。お腹パンパンだ。

日銀が政策変更するのが早いか、旅客9割回復が早いか、それは誰も分からない。

 

東証大引け 3日続落、一時700円超安 欧米アジア株安や需給懸念で

 (更新)

6日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比565円68銭(1.70%)安の3万2773円02銭で終えた。世界景気の先行き不透明感から5日の欧米株式相場が下落し、東京市場でも運用リスクを避ける目的の売りが優勢だった。6日はアジア株も総じて軟調で、日経平均の重荷となった。日経平均の下げ幅は午後に一時700円を超えた。

7月上旬は日本株の上場投資信託ETF)の分配金捻出に向けた売りが出る見込みで、需給悪化への警戒も株安に拍車をかけた。米利上げ継続観測の強まりを背景に、5日の米株式市場で半導体株が下落した流れを受け、東エレクアドテストなど値がさの半導体関連株がさえなかった。

半導体設計のソシオネクスに売りが殺到し、投資家心理の冷え込みにつながった。5日に富士通などの大株主が保有するソシオネクス株を海外市場で売り出すと発表し、需給悪化懸念が広がった。

7日は6月の米雇用統計の発表を控える。市場では「雇用統計の結果次第では米株が調整局面に入る可能性があり、日本株も連れ安しそうだ。日経平均は急ピッチで上昇してきただけに、3万2000円を一気に下回るシナリオも考えられる」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との声が出ていた。

東証株価指数TOPIX)は3日続落し、28.95ポイント(1.26%)安の2277.08で終えた。JPXプライム150指数は15.27ポイント(1.45%)安の1039.69だった。

東証プライムの売買代金は概算で3兆5698億円。売買高は15億18万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1477と、全体の約8割を占めた。値上がりは318、横ばいは40銘柄だった。

ファストリダイキンソフトバンクグループ(SBG)など値がさ株の下げが目立った。ファナック安川電日立建機が安い。三井物三菱商も売られた。一方、味の素大塚HDが高い。スズキ横河電機が上昇した。富士通神戸鋼も買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕