スペードの女王          ♠♠♠♠♠♠

コロナ暴落で自暴自棄になり滅茶苦茶な信用取引をしてきました。それを戒めるため、他人の目に触れるブログで記録を付けることとしました。時間をやり繰りして、毎日地味に、時として大胆なトレードをしていきたいです。よろしくお願いします。

雑記 ギャンブラー乱読派

カラマーゾフを読了。作者が意図するプロットの理解が怪しかったが、登場人物が揃いもそろってぶっ飛んでおりなかなか面白かった。昔、大審問官で挫折したのを思い出した。今回は、年を喰ったのと、「死の家の記録」をコロナで外出が憚られる時に読んだ記憶が残っていて、途中からすっすっと読み進んだ。作者50代後半の作品か。囚人時代の動物と囚人のエピソードが、作者の中で年々増幅して何を思う。

次は、白痴・悪霊に行きたいところだが、楽しみは残しておいて、「風車小屋だより」。こいつは3分の1読んで、別のやつに浮気して読み止しになっていた。導入がぶっ飛んでる。小屋の二階にはフクロウ、一階には食物連鎖の最下層のウサギ。足を暖めているという才気ばしったイメージと、追い出しておいて何が「本当にまた帰って来るといいが。」だよ。 作者二十代中盤の作品か、今回は最後まで行ける気がする。