スペードの女王          ♠♠♠♠♠♠

コロナ暴落で自暴自棄になり滅茶苦茶な信用取引をしてきました。それを戒めるため、他人の目に触れるブログで記録を付けることとしました。時間をやり繰りして、毎日地味に、時として大胆なトレードをしていきたいです。よろしくお願いします。

12/21木曜 惜しい

売り玉持っているヤマ発のGDからの反発買いを狙ったが、指値5円届かずで離陸していった。

ヤマハ発、収益源探し急務 レジャー失速、船外機需要減 来年は高級二輪に追い風も

2023/12/21付
[有料会員限定]
 

ヤマハ発動機の成長にブレーキがかかりそうだ。新型コロナウイルス禍のアウトドア需要が一服し、主力事業の外付けエンジン「船外機」の在庫が滞留している。世界シェア3位の二輪車も船外機失速を補うには至らず、2024年12月期は市場予想で最終減益だ。収益源探しが急務になる。

23年12月期の連結純利益は3期連続で過去最高を更新する見通しだ。船舶用外付けエンジンやボートを手がけるマリン事業、二輪車などのランドモビリティ事業が伸びる。円安も寄与する。特にマリン事業はコロナ禍で米欧を中心に釣りやクルージングに使う船の需要増を取り込み好調が続いてきた。利益率もランドモビリティより高い。

足元はこの追い風がやみつつある。経済再開で海外旅行など休暇の過ごし方の選択が増え、ボート需要が低迷している。金利上昇も重なり、中小型の外付けエンジンを選ぶ消費者が減った。生産調整を進めているが、需要にはなお懸念がある。

低迷を示すのが在庫の状況だ。23年9月末は5922億円と6月末から4.4%増え、過去5年で最大水準だった。仕入れ代金の支払いから現金回収までの資金繰り効率を示すキャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC、QUICK調べ)は、23年7~9月期に86.3日と前年同期から11.7日増えた。4四半期連続で悪化した。

市場も懸念する。QUICKコンセンサスでは、24年12月期の純利益が1806億円で23年12月期(市場予想平均ベース)比で2%減、会社予想比で横ばいだ。今後は円安恩恵も薄れそうだ。欧米が利上げから利下げにカジを切れば、一転円高が進む可能性がある。

対策は進めている。まず利益率の高い大型船外機への注力だ。最大出力が高く大きな船を動かせ、富裕層から人気が高い。生産能力をさらに引き上げる計画がある。設楽元文取締役は「大型エンジンの購買層は(金利上昇などを気にせず)レジャーの楽しみを常に追い求めている」と語る。

二輪事業ではアジアで所得の高い中間層向けに高級二輪を売る「プレミアム戦略」を進める。高級車は半導体を多く使うため現在は思うように生産できていない。24年に半導体の調達が正常化する見通しで、高級モデルの生産に追い風となる。

ヤマハ発は30年代をめどに水素エンジン船外機を実用化する方針だ。二輪は50年までに販売台数の90%を電動化する。脱炭素投資が増す中、大型船外機や二輪の高級モデルの販売をどこまで伸ばせるかがカギになる。

東証大引け 日経平均は3日ぶり大幅反落 利益確定売りや円高が重荷

21日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大幅反落し、終値は前日比535円47銭(1.59%)安の3万3140円47銭だった。前日まで日経平均が大きく上げていたなか、20日の米株式相場が大幅安となり、幅広い銘柄に利益確定売りが優勢となった。21日の東京外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れ、輸出関連銘柄を中心として押し目買いも入りにくかった。下げ幅は600円に迫る場面もあった。

20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は10営業日ぶりに反落し、下げ幅は約9カ月ぶりの大きさとなった。東京市場ではファストリ東エレクなど指数寄与度が大きい銘柄を中心に売りが膨らんだ。日銀の金融緩和姿勢を追い風に日経平均は前日までの2日間で900円強上げて年初来高値を上回る場面もあった。最近の急ピッチな上昇を受けて高値警戒感が強まっていたのも売りにつながった。

21日の東京外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れ、日経平均が安値圏にあっても押し目買いを入れる動きは限定的だった。クリスマスシーズンで休暇入りする市場参加者が多く、売り一巡後は海外投資家を中心に積極的な売買が手控えられやすかったとの声も聞かれた。

東証株価指数TOPIX)は3日ぶりに反落した。終値は23.40ポイント(1.00%)安の2325.98だった。JPXプライム150指数も3日ぶりに反落し、7.96ポイント(0.75%)安の1046.75で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆4482億円、売買高は13億7002万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1316と全体の約8割を占めた。値上がりは293銘柄、横ばいは50銘柄だった。

アドテストテルモに売りが出た。トヨタの売りも目立った。一方、レーザーテクは上場来高値を更新した。スズキ資生堂も上げた。