今日は、寄付き高い所から始まって指数が粘っているので、日計りは基本やらない方向で前場を見ていた。後場も見ていたが、仮にやるなら対個人戦となるハズと個人投資家の心理に思いを馳せた。今年はテーマに起因する資金の流入が長続きして、買いとエグジットのタイミングが分かりやすく、経験浅くても資金を休ませながら渡り歩いて大儲けした人が多そう。蚊帳の外だったので想像でしかないが、損出しというワードが12月に頻出していたので、まあ、そういうことなのだろう。
今年甘い汁を吸った人はどう考えるか。最終日ぐらいストレス発散の丁半博奕やってもいいよねと、休ませている資金で寄付きから参戦しているに違いない。NISA新規買いや掉尾の一振が彼らの心のよりどころだろう。前後場の13時ぐらいまでの指数の動きを見ると後場まで引っ張った買い方に焦りが生じるようなもたついた動きだ。そのように個人投資家の心理が読んだ。13時になっても右肩上がりの気配がなく、そんななかで売りが出始めたら個人は我先にと売るだろう。と予想しているとチャンスが到来。絶妙のタイミングで売りで入るも、買戻しタイミングが悪くて小さい利益の積み重ねに留まった。反発したので、一転、機関投資家を意識して動向を見守った。
自分は後場に仕入れた複数銘柄を大引け迄引っ張った。器量の小ささを再認識するような取引規模であるが、今年後半実践したことを最後まで意識した。すなわち成行売買を多用する、そして、その場合はピンポイント的であるのでナンピンするにしてもエグイジットまで丁寧にやる。
なお、前場で中期買いの鉄道ポジを軽くしたので、制度信用売りの一部を解消した。大引け終値から察するに、大発会は十中八九、寄り天であろう。ならば、制度信用売り解消せずに、本日買いで入った手数料無料分は本日中に決済し、一方で手数料かかっている制度信用を活かして来年の下落で往復で獲って片道の手数料を節約するのが経済合理性に適う行動だ。しかし、従来から手数料等は必要経費と割り切って気にしないと決めているのでそれに沿った売買をした。来年は経費について改善に取り組むかもしれない。来年の在り方は正月にでも考えるか。
【本動画について】
2023年を象徴するような取引に器量の小ささを自覚しつつ、幾ばくかの矜持をもって大引けを丁寧に見届けた動画である。記録に残し、将来の成長に繋げたい。
参照動画：
