川重、昼に3Q決算発表。売りポジ持っているので内容吟味。お楽しみは後で♡みたいな受け止めをした。エンジンに係る損失が3Qにインパクトだが、見通し変更なしで4Qで数値目標まで持っていくようだ。今日は無風か下落基調と読んだ。蓋を開けると、十分利益が乗った短期筋が開幕で激しく売った後は急騰。変動幅どんだけ。今日一日で一年後を織り込んだ感あり。日本株の先高観が発露したというべきか。追加の空売りを入れたが、損失覚悟。三菱重工の実現損+その他の含み損で資産総額が目を当てられない状況であるけれども、日本株の夢のような高騰の最中に既存の買いポジをホールドし続けるには、空売り増やさないと気が気でない。
川重の事業利益上振れ 24年3月期、航空エンジン改善で
9日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。終値は前日比34円14銭(0.09%)高の3万6897円42銭で、連日で昨年来高値を更新した。1990年2月19日以来、約34年ぶりの高値となる。前日の米株高を受けた買いが先行。ソフトバンクグループ(SBG)の急伸も日経平均を押し上げ、上げ幅は一時400円強に達した。取引時間中として34年ぶりに3万7000円台をつける場面もあったが、午後は利益確定目的の売りに押されて次第に伸び悩んだ。
連日で上昇している米株式相場が投資家心理を一段と上向かせた。米半導体株高を受けて東京市場でも東エレクなどの半導体関連株が買われたほか、英半導体設計大手アームが米株式市場で急伸した流れを受けてアーム株の大株主であるSBGが急伸。日経平均を1銘柄で128円押し上げた。ただ、その他の主力株は下げも目立った。市場では「一部の大型株が主導した面が大きく、きょうの相場全体の地合いが強かったとはいえない」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との見方があった。
日経平均は前日に743円高と大幅に上昇していたため、短期的な過熱感が意識されやすかった。3万7000円に到達した達成感から、いったん売りを出す動きも目立った。ただ、日本株の先高観自体は根強く、年初からの上昇に乗り遅れていた投資家が買いを入れているとの見方もあり、日経平均は上げを維持して終えた。
東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落した。終値は4.75ポイント(0.19%)安の2557.88だった。JPXプライム150指数は反落し、2.00ポイント(0.18%)安の1136.19で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆5733億円、売買高は21億4004万株と、いずれも2023年11月30日以来の高水準だった。東証プライムの値上がり銘柄数は565。値下がりは1048、横ばいは44だった。